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浅草寺コースガイディング

May 14, 2019

通訳ガイドは普通、旅行会社が提供するツアーコースに沿って自分の担当する訪日観光客にその国の言葉(外国語)でガイディングをします。提供されたコースに関しては事前に調査研究をし時間配分を考えながら現地の下見をし、更に内容を外国語で正確に伝えるための語彙や表現方法を確認してから実際のガイディングに臨みます。

 

2. 浅草寺コース・マップの説明

浅草寺コースを2時間でご案内するコースです。黄色のマーカーで示したコースを徒歩でご案内します。ピンクとグリーンで示した各スポットを番号に沿って案内しながら進んでいきます。

 

グリーンのシールの部分は日本人通訳ガイドが日本語と英語でガイディングを行ないます。また、西洋からの観光客に扮した弊社のネイティブ英語講師が、外国人の視点で英語でいくつか質問します。どんな質問をするか、皆さん頑張って聞き取ってみてください。そして皆さんんも疑問に思うことがありましたらどんどん質問をしてみてください。できたら英語でお願いしたいところですが、日本語でも構いません。

 

ピンクのシールの部分は英語による英語のみのガイディングになります。こちらは浅草寺本堂と浅草神社、そして主にエンターティンメントエリアになりますが、特に寺社の部分は専門の言い回しがありますのでご注意ください。前もって重要単語リストをお渡しします。ただし英語がわからなくても日本人通訳ガイドが付いていますので聞き取れる場合は質問してください。

 

黄色のシールで示したスポットはプロの通訳ガイドが事前に知識としてカバーしておくべき重要な場所となります。実際のツアーにおいては、訪日客の興味に応じて、またお客様のタイプに合わせてご紹介ご案内をします。ですので、自分の持っている知識を全部お客様にお伝えする必要は全くないのです。でも、情報をたくさん持っていれば、もしもお客様から質問があった場合にきちんと回答できるので安心ですね。

ガイディング概要について

 

1.集合場所にて

集合場所は東京メトロ銀座線の4番出口。そこでゲストの点呼、自己紹介、ツアーコースの説明、トイレ休憩、またツアー中の注意事項(炎天下における熱中症対策を含む)などを伝えます。

 

2.前半(主に寺社エリア)

いよいよガイディングがスタートします。まずは吾妻橋から雷門通りを通り浅草文化観光センター、そして浅草のランドマークでもある雷門をくぐり仲見世通り、宝蔵門、五重塔、おみくじや香炉、手水舎までを日本人ガイドがご案内します。その後英語通訳ガイドにバトンタッチして浅草寺の本堂から浅草神社まで、日本の代表的な文化である寺(仏教)と神社(神道)をご案内します。特に、他の宗教的バックグラウンドをもつ西洋からの訪日観光客にとっては、無意識に自分たちの教会や宗教などと比較して考えますので、日本人であれば当然のこと、常識的であることが彼らにとっては全くそうではない場合が多くあります。通訳ガイドはお客様の視点が異なることを意識した上で、想定外の質問への準備もしておく必要があるでしょう。

 

3.休憩

宝蔵門、五重の塔のおみくじのご説明の後10分ほど休憩時間を取ります。宝蔵門の右手に自動販売機、公共トイレ、そして藤棚とベンチががあります。トイレや水分補給などを済ませてください。再集合は休憩時に解散した同じ場所です

 

4.後半(エンターテインメント・エリア)

浅草寺西側地域は江戸時代から見世物小屋などの並ぶ興行の街、エンターティンメントエリアとして発展してきました。

・日本初の遊園地と言われる花やしき遊園地なのになぜ花やしきと言う名前が付いているのでしょうか。

・その後、昔、瓢箪池と呼ばれた六区ブロードウェイ北部から南部の六区地区に向かいます。ここでは明治の初めに建てられた日本初の電動エレベーターの付いたレンガ造りの高層ビル、凌雲閣の話があります。当時の高層ビル、一体何階建てだったでしょうか。聞き取れなかったら質問してみてください。五重塔の表現と同じです。xx-story building

・六区ブロードウェイクスエアには浅草交番、まるごとにっぽん、ドン・キホーテ、東洋館、浅草演芸ホール、電気館、Roxなどがあります。それぞれに歴史があるのですが、すべてお話することはできません。

六区とは一体何のこと? 浅草には日本で初めてと言われるものが多く存在するのですが、それは歴史ととても深く関係しているのです。NHK大河ドラマ「西郷どん」が活躍した時代、日本では歴史的に何が起こったでしょうか。明治維新ですね。それによって鎌倉時代から江戸時代まで続いた武士の社会が終わり日本社会が劇的に変化しました。浅草寺の敷地は明治政府に没収され公園として一区から七区へと区分されました。六区地区は当時の珍しいもの、目新しいもの、舶来のもの、ハイカラなものなどが集まりました。

・浅草と電気の関係は? デンキブランとか電気館とか、雷門を寄付した松下電器の創業者とか、浅草には電気と関係した名前が今もいくつか残っています。当時「電気」は新しいものの代名詞のように使われました。

 

 

5.解散

浅草六区通り、伝法院通り、メトロ通り、観音通りを老舗商店や鼠小僧の像、白波五人衆などの像を見ながら最終地点の銀座線1番出口の改札までお送りして解散となります。

 

6.日本の寺社に関係する英単語

通訳ガイドは訪日外国人に外国語で日本のことを紹介するのが仕事です。通訳ガイドの準備の中でその言語での適した単語、表現を調べることは大変重要です。日本人に日本語でご案内する時でもガイドが適した日本語を知らなければお客様は満足してくれないのと同じことです。そこで、皆さんにあまりなじみのないお寺や神社に関する英語の単語帳を作成してありますので、是非予習や復習に活用していただけたらと思います。

 

 

 

 

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